ちょっと計算してみた
(※9/20 本文・図ともリターンを反映させる時点を修正)
(※11/12 気になった点を1つ追加)
GPIFのツイートから.
主要4資産と分散投資した場合のリターンの推移 2003-2018年の図から,
2003年の資産を100とした場合に,
それぞれが2018年末にどれくらいになるのかを計算してみた.
(※図は個人的に計算したもの.計算は各自でされたい)
引用元のリターン推移の解釈は人それぞれだと思うが,
グラフにしてみて個人的に気になった点を幾つか挙げる.
・最もリターンが大きいのは外国株式(2018年末 342.1)
・2002年から投資していた場合,どの資産でもリーマンショック時に元本割れしていない(最低値は外国株式の2008年末 100.8)
・リーマンショックのときの最高値は4資産分散投資(2008年末 125.1)
・(11/12追加)リーマンショック前の水準に戻るには,どの資産でも5年程度要する
・4資産分散投資は,2018年までの総リターンは国内株式と同程度に高い(2018年末 245.6)
この結果から,最もリスクに強いのは4資産分散投資であると分かるが,
外国株式はリーマンショックでも元本割れすることなく,
総じて4資産分散投資よりもリターンが大きいことからすると,
この16年間で区切った場合には外国株式一択が最適解だったと思われる.